OCT 15, 2025

難溶性薬物の放出メカニズムを解明する – ASD研究の新たなアプローチ
Modelling amorphous solid dispersion (ASD) release mechanisms

水に溶けにくい、あるいはバイオアベイラビリティが低い医薬品は、臨床開発において大きな課題となります。その解決策として注目されているのが、薬物を高分子マトリックスに非晶質として分散させる 非晶質固体分散体(Amorphous Solid Dispersion, ASD) です。

本ウェビナーでは、AbbVie と Schrödinger のエキスパートが、ASDにおける薬物放出や「Loss of Release (LoR:放出消失)」のメカニズムを、熱力学モデリング・分子シミュレーション・実験研究 を組み合わせた最新の研究成果を基に解説します。

特に、リトナビルを有効成分とするASD製剤を題材に、薬物負荷量や水との表面相互作用といった要因がどのように放出挙動を変化させるのかを掘り下げます。

こんな方におすすめです

  • 難溶性医薬品の製剤開発に携わる方
  • ASD研究やシミュレーション活用に関心のある方
  • 熱力学モデルや分子シミュレーションの実務応用に関心のある方

ASD製剤の理解と成功率向上に役立つ実践的なインサイトをぜひご覧ください。

Our Speakers

Samuel Kyeremateng

Principal Scientist, AbbVie Deutschland GmbH & Co. KG

製剤の性能や安定性を理解・設計・予測するため、インシリコの物理ベース手法を活用した研究をリードしています。

Irene Bechis

Senior Scientist II, Schrödinger GmbH

ポリマーや製薬フォーミュレーションを中心に、粒子スケールのシミュレーション技術を材料科学の幅広い課題に応用しています。