Schrödinger User Group Meeting 2020, Japan ~機械学習で実現する新しいin silico創薬研究プラットフォーム~
以下の通りSchrödinger User Group Meeting 2020, Japanを開催いたします。
本年のユーザー会は、創薬化学が抱える問題に対する弊社の取り組みを、ふたつの切り口でご紹介します。バーチャル形式での開催の利点を生かし、米国ユーザー会での著名な創薬研究者による講演を日本語字幕付キーノート講演としてお届けし、関連分野での弊社の取り組みをご紹介致します。
参加をご希望の方は下記より参加登録をお願いいたします。
【開催日時】
Day-1:2020年12月3日(木) 13:30-16:30(16:30~オンライン懇親会を予定しております)
Day-2:2020年12月4日(金) 13:30-16:50(16:50~オンライン懇親会を予定しております)
Day-3:2020年12月9日(水) 14:00-16:00
【開催形式】
Zoomを使用したオンライン形式
尚、懇親会はRemoでの開催を予定しております。
【開催場所】当日のリンクは後日ご案内致しますのでお待ち下さい。
【お申込み方法】こちらより、お申込みください。(https://contact.schrodinger.com/KKUGMVirtual2020_KKUGM-Landing.html)
ワークショップのお申し込みはこちら (https://contact.schrodinger.com/KK-UGM-Virtual-2020_KK-UGM-Workshop-Landing.html)
【参加費】無料
【プログラム(予定)】
Day-1:ヒット化合物探索
近年、創薬研究の対象となるターゲットの難易度が高くなってきている傾向が顕著です。その背景には、競合他社の存在による新規性確保の問題だけではなく、PPIなど本質的に低分子化合物では狙いにくいターゲットが増えていることなどが指摘されています。本セッションでは、この問題解決に向け、最新の取り組みに関して議論してきます。最初に、UC San FranciscoのBrian Shoichet教授の超大規模バーチャルスクリーニングの意義についてのキーノート講演(日本語字幕付)をお届けします。その後、弊社の取り組みとして、ドッキングプログラムGlideと機械学習を組み合わせ、10億化合物を超える超大規模化合物ライブリーを対象としたバーチャル・スクリーニングを可能にしたActive Learning Glide (AL-Glide)についての話題をご提供します。
Day-2:FEP+を活用したリード化合物最適化
FEP+を用いた、自由エネルギー摂動法による精密なリガンドとタンパク質との相互作用エネルギー計算に関しては、これまでもユーザー会で取り上げてきました。この手法が切り開く創薬研究の新しいパラダイムを、本セッションではメディシナル・ケミストリーの視点も交え、議論していきます。最初に、弊社の創業者の一人である、コロンビア大学のRichard Friesner教授から、相互作用エネルギー解析関連の最新情報をキーノート講演(日本語字幕付)でお届けし、その後、弊社共同研究での活用事例をご紹介致します。また、弊社メディシナルケミストによるパネルディスカッション、参加者からのQAセッションを通し、最新の創薬研究に関する情報共有の機会と致します。
Day-3:バーチャル・ワークショップ
タンパク質の立体構造情報を活用したリガンド設計を中心に、弊社製品を組み合わせた創薬研究ワークフローを題材としたワークショップを行います。
WaterMapによるタンパク質活性部位解析結果を活用し、インターラクティブな分子設計を実現する、メディシナル・ケミスト向けツールLigand Designerを使用します。また、ワークショップ中に参加者全員がデザインしたリガンドを、トレーナーがLiveDesignにより集約し、創薬研究をリモート環境下でもインターラクティブに進めることが出来るワークフローをご体験頂きます。
Date | Time | Topic or Title | Speaker |
Day-1:ヒット化合物探索
December 3 | 13:30~13:40 | 開会のご挨拶 | シュレーディンガー株式会社 小澤 俊一 | |||
December 3 | 13:40~14:20 | Ultra-Large Library Docking for New Chemotypes with New Pharmacology | Professor Brian K. Shoichet, Ph.D., UC San Francisco | |||
December 3 | 14:20~15:00 | Active Learning Glide: 機械学習が可能にする超大規模バーチャル・スクリーニング | シュレーディンガー株式会社 市原 収 | |||
December 3 | 15:00~15:10 | 休憩 | ||||
December 3 | 15:10~15:50 | Using CryoEM, X-Ray Crystallography, and Laboratory Evolution to design Synthetic group A streptogramin antibiotics that overcome Vat resistance | Professor James Fraser, Ph.D., Department of Bioengineering and Therapeutic Sciences California Institute of Quantitative Biosciences | |||
December 3 | 15:50~16:30 | Recent Advances to Increase Impact of Simulation on the Drug Discovery Process | Matt Repasky, Ph.D., Vice President of Life Sciences Products, Schrödinger Inc. | |||
December 3 | 16:30~17:30 | オンライン懇親会(Remo) |
Day-2:FEP+を活用したリード化合物最適化
December 4 | 13:30~14:10 | IFD/WScore/CryoEMに関する演題を予定しています。(日本語字幕付) | Professor Richard A. Friesner, Ph.D., Columbia University | |||
December 4 | 14:10~14:50 | Exerting Conformational Control in Large-scale Library Enumerations and Compound Prioritization in Drug Discovery Campaigns | Jennifer Knight, Senior Principal Scientist, Schrödinger Inc. | |||
December 4 | 14:50~15:00 | 休憩 | ||||
December 4 | 15:00~15:40 | Application of FEP+ and Protein FEP+ to rapid discovery and optimization of potent and selective kinase inhibitors | Aleksey Gerasyuto, Ph.D., Executive Director, Schrödinger, Inc. | |||
December 4 | 15:40~16:40 | メディシナルケミストによるパネルディスカッション(国内ユーザー二社参加予定) Schrödinger-hosted Discussion(Summary/Q&A) | ||||
December 4 | 16:40~16:50 | 閉会のご挨拶 | シュレーディンガー株式会社 小澤 俊一 | |||
December 4 | 16:50~18:00 | オンライン懇親会(Remo) |
Day-3:Workshop
December 9 | 14:00~16:00 | Ligand Designer, LD Combi Ligand Designer/LiveDesign Workshop | シュレーディンガー株式会社 |